宮澤幸則の5段階釣法解説

stage1 エサを底で止める ハワセ系

一番エサが止まっている状態で、オモリが底に着いている、そして集寄・中オモリも底に着いていて、エサがべったり底について止まっている状態。それが誘いのSTAGE-1。
仕掛けはオモリにある程度の間隔、7cm、10cm、15cmくらいの間隔でエサを付け、それに中オモリもしくは集寄をつけたものを使用。この仕掛けを使用し、立った姿勢からある程度竿のストロークを利用して、叩いてずーっとたるませていって中オモリも底に着いた状態をSTAGE-1と言います。

ページトップへ

stage2 オモリを底に着けてエサを揺らす タルマセ・聞きアワセ系

オモリは完全に底に着けた状態で、中オモリを浮かせ、エサをふわふわと揺らします。エサが底に着いて止まっている状態よりは少しふわふわと動くイメージ。これがSTAGE-2です。
 実際の動きとしては、オモリをトンと着底させて、そこから叩きいて中オモリもしくは集寄をふわふわと動かします。そうするとフッと聞いた時にカコンとアタリがきます。これがSTAGE-2です。

ページトップへ

stage3 オモリを底でたたいてエサを揺らす タタキ系

オモリを着底させて、そこからオモリで底をトントンと叩きます。浮いている時はエサが動いていて、着底した時はエサが止まり、その状態でカワハギが食ってくるというイメージです。
仕掛けは基本的にはワンタッチの1.5号のシンカーを付けています。これはSTAGE-3からSTAGE-2へシフトダウンしやすいからです。また、このシンカーの位置の調整によってたるませかたの調整をしたりなど、エサの動きの調整ができます。
 トントンとしている時にエサがふわふわと動いているイメージです。オモリの動きよりもエサの動きをイメージするのがポイントです。

ページトップへ

stage4 オモリを底から離してエサを揺らす 誘い系

オモリトントンのSTAGE-3に対して、さらにエサを動かすために完全にオモリを切って浮かせて宙でエサをふわふわと動かすのがSTAGE-4です。
完全にオモリを底から浮かしているため、船の揺れで竿先が動く分でエサがふわふわと動きます。また、竿を動かした分だけエサも動きますので、STAGE-3に比べればエサが良く動く誘いになってます。

ページトップへ

stage5 オモリを底から離してエサを揺らしながら幅広く上下を探る 誘い下げ・上げ系

STAGE-4でもエサを取られてしまう、外道ばかりがかかるという時に使うのがこのSTAGE-5。着底してからオモリを完全に離し、さらにそれを上下に動かしてやるのがSTAGE-5です。ようするに、カワハギとかトラギスとかが混在している中で、カワハギだけが食えるように動かしてやって、むしろその誘いのスピードに追い付ける魚だけを選って釣り上げるイメージです。
最初はオモリを浮かせてふわふわと動かしているところから、だんだんとシフトアップしていき、カワハギがギリギリ食えるスピードで動かしてやるのがSTAGE-5です。

ページトップへ

5段階の総括

実際の釣りの中では、5段階の誘いのスピードを、単独でやり続けるのではなく、STAGE-5でアタリがなければ4、3、2とシフトダウンをしてスピードを落としていき、逆にエサを取られるようであればSTAGE-2、3、4とシフトアップしていく。この辺りをカワハギの食いの状況やエサ取りの状況、潮の速さや船の上下を加味しながら、エサがどれくらいのレベルで動いているかをイメージしながら誘いを変えてやる。それが合ってくると良い結果が生まれると思います。

仕掛け(STAGE-4、5)

オモリを底から離して釣るので、なるべくオモリに近いところに仕掛けを寄せています。オモリにカワハギが寄るだろうというので仕掛けをなるべくオモリに寄せ、感度を重視して余計なアクセサリーを付けずに、サルカン1個で直結にしています。

ページトップへ