大塚貴汪 ダイワNEWカワハギタックル インプレッション

わずか5cmの差であるが、攻略面に与える影響は計り知れない。

軽さと感度を追い求めるダイワのカワハギロッド。『極鋭カワハギ レッドチューン』を頂点として、そのポテンシャルの高さは多くのカワハギファンに認知されたといってよいだろう。しかし、進化は止まらない。
常に好釣果を上げることに凌ぎを削るトップトーナメンターといわれる人々が続々と現れる中、その釣法スタイルもより細分化されてきている。
釣り方が違えば、ロッドに求める性能も、また変わってくる。操作性を優先する人、さらなる軽量さを求める人、感度や調子にこだわる人……例えそれがわずかの差であったとしても、釣果に及ぼす影響は大きなものになる。

穂持ちからバットへと段階的に強くなる調子のため手元の動きがそのまま仕掛けへ伝達、緻密なコントロールが可能となる。 穂持ちからバットへと段階的に強くなる調子のため手元の動きがそのまま仕掛けへ伝達、緻密なコントロールが可能となる。

そしてダイワは、多様化するファンのニーズに応えるため、今年も新たなロッドを提示する。その一つが、『極鋭カワハギ レンジマスター』。全長180cmが標準レングスとなっている昨今のカワハギロッドの中において、あえて全長を5cm短くすることによって、新たなアドバンテージを生み出した1本である。
とはいえ、たった5cmでいったい何が変わるのか? そう多くの人は考えるだろう。これに対し大塚プロは、「たかが5cm、されど5cm」と返答。わずか5cmであっても、そのメリットが与えてくれるものは大きいと言う。例えばそれは、自重85gという軽量化に、アタリが直接手元に伝わるダイレクトな伝達性に、そして仕掛けの微妙なコントロールを可能にする操作性とレスポンスのよさに……。
「極鋭カワハギ レンジマスターは1:4:5:6のバランスを持つ極先の9:1調子。この設計は、調子ありきではなく、-5cmのメリットを生かすために生まれた、必然のバランスなのです」と大塚プロは語る。
カワハギ釣りの基本攻略法であるタタキ&タルマセから、昨今は誘い上げや誘い下げを駆使する縦の釣りをメインに攻略を組み立てていくトップトーナメンターも増えている。
それは、とりもなおさず仕掛け着底直後から食い気のあるカワハギをいち早く掛けていく、いわゆる速攻の釣りが見直されていることにつながるのだが、スーパーメタルトップの高感度穂先に-5cmのメリットをプラスしたレンジマスターは、その攻略法を駆使する上で、大いなる武器となるはずだ。

↑ 大塚貴汪レンジマスター実釣

↑ 宮澤幸則レンジマスター実釣

極鋭カワハギ レンジマスター